今週の出来事
今週10月9日(水)に石破茂新総理が衆院解散を表明し、27日投開票と決まりました。一般的に選挙期間中は候補者がポジティブな発言をすることで株価が上がりやすいと言われています。すでに日本株は直近のボックス相場の上限に近いと思われていますので、ここから日経平均4万円を試すような動きをしてくるのかに注目が集まっています。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前週比 | 前週比% |
日経平均 | 39,239 | 39,668 | 38,817 | 39,605 | +970円 | +2.5% |
TOPIX | 2,733 | 2,752 | 2,692 | 2,706 | +12.13 | +0.5% |
米国においては、10月10日、11日に発表されたCPI、PPIともに予想を上回る結果となり、利下げ懸念が後退したと思われます。この影響もありドル円は149円近辺へと円が売られる格好となりました。
33業種の値動き

今週は精密機械だけが大きく買われていました。その中でも値上がりが多かったのは、ニコン+13.6%、HOYA+5.4%などのレンズ関連でしょうか。レンズ関連でいえば小売ですがJINS HDも週間で+3.6%あげています。さらに注目したいのはJINSのライバルであるZoffを運営するインターメスティック(銘柄コード:262A)も10月18日(金)に新規上場を予定していることから、眼鏡・コンタクト関連に注目が集まっているのかもしれません。まだ、上場までは1週間ありますし、もしかすると出遅れているメニコン(-0.9%)やパリミキ(-1.8%)などが買われる展開もあるかもしれませんね。
来週の重要イベント
来週米国は金融株の決算発表があります。日本においては10月15日(火)は116社の決算発表がありますがグロース中心でしょうか。新規上場したのが記憶に新しいVRAINやPostPrimeなどの決算発表もあります。
10月15日(火):決算(ゴールドマンサックス)
10月16日(水):決算(モルガンスタンレー)
10月17日(木):決算(ディスコ)
10月18日(金):全国消費者物価指数
終わりに
2回目の週間ハイライトでしたが、こうして調べながら記事を書いていくことでとても自分自身の勉強にもなると感じます。衆院解散などのニュースはテレビなどでも報じられているため当然把握していますが、眼鏡・コンタクト関連が買われているのはこの記事を書くまでは全く知りませんでした。33業種の値動き見ていくなかでたまたま気づけましたが、こういう気づきを再現性持って行うには33業種では粗すぎるのかもしれません。おそらく生成AIを活用すれば、全銘柄に関連キーワードを自動で振ることができます。そのキーワード(おそらく数千種くらいできそう)単位での週間値上がり率見ていくと簡単にどんなテーマが上がっているのかがわかると思います。筆者は多少PyhtonやSQLなどが欠けるので、このブログが軌道に乗ったらそういうのやりたいですね。お楽しみに!
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